「2024年辰年 年頭のご挨拶」

(公社)徳島県栄養士会 会長 松村 晃子

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

本年も皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 

平素より、本会の活動にご協力いただき感謝申し上げます。

令和6年の幕開けは、石川県能登半島における地震災害からとなってしまいました。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念致します。

徳島県においても南海トラフ巨大地震への備えをあらためて確認しなければならないことを実感しております。日栄JDA-DATをはじめ徳島県災害栄養チームとの連携を深めていくことは勿論のこと、栄養士会内での災害対策の足固めが最重要課題となります。

昨年12月には四国4県の栄養士会で構成する「四国地区栄養士会災害連携会議」が発足し、近隣での平時および災害時の連携を深めていくことを確認しています。今年から具体的な活動についての検討を進める予定となっております。

さて、令和5年度を振り返りますと6月の定時総会では県から後藤田新知事と森口保健福祉部長をお迎えし、会場とオンラインを結んだハイブリッド形式で開催しました。会場には賛助会員による展示コーナーを設け、最新の情報や商品を実際に目で確かめることができました。受託事業では従来からの事業に加え、令和4年度県民栄養調査の集計を行い、調査結果を県に報告しました。この結果をもとに、健康徳島21の見直しを行っていますのでご確認下さい。

研修分野では、生涯教育および各協議会が主催する研修会も活発に開催されました。特に、12月に研究教育協議会と福祉協議会が合同で開催したフリーランス管理栄養士による研修会は県外からの参加者が多数あり、約70名が参加して有意義な講演と演習を行いました。

本会の課題をいくつか挙げますと、会員数の確保が最優先であり、3月末には昨年と同数にはしたいところです。新入会、再入会の呼びかけを宜しくお願い致します。栄養ケア・ステーションの活性化や災害対策における本会内での連携を深めていくことを引き続き検討課題として進めて参ります。

今後は令和7年度からの郵便料金の値上げにも対応する必要があります。SNSによる発信に一歩前進すること、理事間での行事カレンダーの共有など少しずつ整備していきますが、特に若手会員の皆様には、活発なご意見・ご提案をいただきたいところです。

本年も県および市町村関係部署との関わりはもちろん、他職種との連携を深め、管理栄養士・栄養士の存在と食と栄養の重要性をさらにアピールしていくことを念頭に活動して参ります。

会員の皆様には各職域において、それぞれに専門性を発揮して生き生きと活躍されるようお祈り申し上げます。

会長メーッセージ 「2024辰年 年頭のご挨拶」

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